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ロシア産のアンモナイト

どうも自分の趣味は渋すぎるんじゃないかと思うことがある。げんに石炭紀の植物化石を置いてある棚など、位牌を並べた仏壇さながらで、眺めているとプンとお香の匂いが漂ってきそうな感じだ。

もともと派手なものより地味なものを好む傾向はあったが、二月のパラドキシデス革命(と勝手に命名しているもの)以来、それがますます強まっているような気がする。

さて今回買ったロシア産のコスモセラス・フェイヌム。これもかなり渋い部類に属するもので、かすかに真珠光沢は残っているものの、その落ち着いたシックな色合いといい、ところどころ朽ちて孔のあいた風情といい、マダガスカル産の美麗なものとは一線を画したヨーロッパ産ならではの魅力を放っているように思う。


Kosmoceras (Lobokosmoceras) phaeinum