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棚の上の植物群

春先から始めた鉢植えの植物栽培。これがなかなか一筋縄ではいかないのである。まともに育っているのは最初に買ったヘデラだけで、あとはすべてなんらかの異常が出ている。とくにひどいのはヘデラと同時期に買ったミント。まるで気が狂ったかのように変則的な伸び方をしている。いちおう花は咲かせたけれども、その花がまたなんともいえずとげとげしくて、ほとんど悪意を感じさせるほどのもの。

二種類あるプテリスの片方は畸形の葉っぱを出しはじめ、もう片方はいつのまにか葉が落ちてスカスカになっている。

レースラベンダーはほぼ完全に枯死。

初代のエニシダ(ヒメエニシダ)も枯死。二代目のはまだ大丈夫のようだが、毎日のようにばらばらと葉を落すのが気になる。下のほうはもう色が黄ばんできてるしね。


左からヘデラ、ミント、枯死寸前のラベンダー、エニシダ


いちばん最近買ったのはローズマリーで、これはまだ元気だ。葉っぱをこすって匂いをかぐと、ユーカリやティートゥリーと同じような匂いがする。といっても、葉の匂いや見た目に惹かれたわけではない、たんにその名前の魅力に負けたのである。

ローズマリー。まるで芳醇な酒のように人を酔わせる名前ではないか。



ローズマリーといえばどうしてもローズ(ばら)やマリー(聖母マリア)を連想するが、語源的には ros(ラテン語で「しずく」)と marinus(同じく「海の」の意)との合成語で、しいて訳せば「うみつゆくさ」だ。

日本ではマンネンロウと呼ばれている。漢字では迷迭香だ。「迷迭香」と書いて「まんねんろう」とルビをふるのがおしゃれに感じられた時期もあったが、もうそんな風流心(中二病?)はなくしてしまった。